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入団会見で鹿取GMと握手する上原投手

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背番号は「11」

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「一生懸命にやる、がむしゃらにやる。それだけです」

 米大リーグのシカゴ・カブスからフリーエージェント(FA)になっていた上原浩治投手(42)が10年ぶりに読売巨人軍に復帰することが決まり、9日、東京都内のホテルで入団記者会見が開かれました。背番号は「11」を付けることになります。

 記者会見ではまず、鹿取義隆GMが「上原投手には全幅の信頼を置いています。救援投手として力を借りることになりますが、日本一奪回に貢献してくれると信じています」と期待を語りました。

 これを受けて上原投手は、「やることはひとつだけです。一生懸命にやる、がむしゃらにやる。それだけです。優勝に向けて、勝ち星に貢献できるようにがんばりたいと思います」と決意を語りました。

 巨人軍への復帰を決めた理由については、「迷っていたところに、熱い誘いをいただいた巨人に決めました」と説明。一時は「大リーグに残れなければ引退」と発言していましたが、「家族の存在」が巨人軍復帰を後押ししたとして、「子どもが野球(をしている父親)を見たいと言ったことが大きかった」と明らかにしました。

 巨人軍、大リーグを通じてずっと「19」だった背番号が「11」となることには、「(契約交渉で)背番号の話はほとんどしていない」とこだわらない考えを示した上で、「11といえば、斎藤さん(斎藤雅樹投手総合コーチ)というすばらしい投手が付けていた番号なので、喜んでお願いしますと言いました」と語りました。

 かつて一緒にプレーした同年齢の高橋由伸監督への思いを質問されると、「不思議な感じ」と回答。入団が決まった後で電話して「よろしくお願いします」とあいさつしたところ、監督からは「期待している」と返事があったということです。「監督との会話は敬語ですか」と問われると、「どうですかねえ」と迷った末、「敬語になりますかねえ」と笑って答えていました。

 ファンに対しては、「結果を残して、『帰ってきてもらってよかった』と思ってもらえるようにしたい」と語り、改めて意気込みを聞かれると、「やるだけです」と力強く答えました。

 上原投手は10日から二軍の練習に合流します。

 上原投手はドラフト1位で巨人に入団し、1年目の1999年に20勝を挙げて沢村賞や新人王などを獲得。2008年までエースとして活躍した後、フリーエージェント宣言して大リーグのボルチモア・オリオールズに移籍。以後9年間にわたって主にクローザーとして活躍し、ボストン・レッドソックスではワールドシリーズ制覇に貢献しました。