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3打数3安打の吉川尚選手

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小林選手は2安打2打点

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二軍から参加して2回無失点の坂本工投手

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二軍の選手たちにあいさつした松井臨時コーチ

 宮崎春季キャンプ第2クール最終日の9日は、気温が10度を超えて暖かさを感じるKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で紅白戦が行われました。

 午後0時半から始まった7イニング制の紅白戦は、一軍の若手選手と、二軍から野手9人、投手4人が参加しました。先発ローテーション入りを目指す中川皓太、谷岡竜平両投手が先発し、どちらも2イニングを投げました。中川投手は立ち上がりを三者凡退に抑えましたが、2イニング目に2安打とエラーが絡み1失点。谷岡投手は立ち上がりに3安打を浴びて2点を失いました。

 野手では、二塁のレギュラーを狙う吉川尚輝選手が3打数3安打と、由伸監督の目前で猛アピールしました。白組の1番・二塁で出場した吉川選手は初回に低めの変化球を中前に弾き返すと、俊足を生かして一気に二塁を奪いました。その後も、中前と右前に安打を放ち猛打賞。4打席目はきっちりと送りバントを決めてアピールしました。初回の好走塁について「アウトになっていいというくらいの気持ちで思い切って(二塁に)行きました。いい判断だったと思います」と話し、この日の結果に「速いボールに対しても、しっかり振りに行けていると思います。アピールしていかないといけない。まだこれから(試合も)あると思うので、しっかりアピールしていきたいです」と気を引き締めました。

 小林誠司選手も初回と五回にタイムリーヒットを打ち、3打数2安打2打点と結果を残しました。松井秀喜臨時コーチに連日指導を受けた小林選手は「(言われた事を)ずっと練習で意識してやっています。実戦でも意識してやろうと思っていました。(結果が出て)これを続けていきたいです」と充実した表情でした。

紅組 010 003 1  5
白組 201 020 1  6
(紅)谷岡(2回)、戸根(1回)、大江(2回)、成瀬(1回)、アダメス(1回)―岸田、田中貴
(白)中川(2回)、坂本工(2回)、高井(2回)、篠原(1回)―小林、大城

 バックネット前に座って紅白戦を見ていた由伸監督は「それぞれみんな、いいものが出ていました。きょうは全体的に良かったと思いますが、まだまだ良くなってほしいなと思います」と話し、3安打の吉川選手については「走塁も良かったし、バントも決めたし良かったと思います。ただ1試合とか短い期間ではなく、それを継続していかなくちゃいけない」と続ける大切さを述べました。

 二軍では、この日の朝のミーティングで、松井コーチが選手たちにあいさつをしました。真剣な表情で見つめる後輩たちに向かって、「自分自身と向き合いながら、何が自分に必要なのかを常に自問自答しながら、自分の活躍の場はジャイアンツ球場じゃなくて東京ドームなんだという気持ちを持って頑張ってほしいと思います」などと語りかけました。松井コーチが現役時代に同僚だった川相昌弘二軍監督は「4番としてジャイアンツを背負っていかなくてはいけないという中で一番感心したのはファンへの対応。メジャーリーグで活躍できたのは、そういう人間性であったり、努力であったりの下地があったからこそ」と称えました。

 この日は一軍の紅白戦に参加しなかった選手たちがグラウンドを独占して打ち込み、内海哲也、高木京介両投手は100球以上の投げ込みを行いました。第2クールを振り返って川相監督は「このクールは実戦に生きる練習、実戦を想定した練習を、数を意識してやってほしいと選手たちに伝えていました。投手陣もベテランを含めて球数を投げてきていますし、選手の仕上がりは進んでいます。次のクールの紅白戦などでアピールしてほしい」と話していました。

 あす10日は休養日。サンマリンスタジアムでは、午後0時半から「ジャイアンツvsホークスOB戦」が行われます。詳細はこちら(PC・スマートフォン http://www.giants.jp/legendsgame/)。キャンプは11日から第3クールが始まります。