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一軍で「勝つ、勝つ、勝つ!」

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二軍でも「勝つ、勝つ、勝つ!」

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二軍では内海投手と固い握手

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山口俊投手の投球を見守る長嶋終身名誉監督

 11日、一、二軍の宮崎春季キャンプは第3クール初日を迎えました。晴天ながら冷たい風が吹いて気温がなかなか上がらない中、一軍はKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で練習をスタートしました。

 この日は老川祥一オーナー、松田昇オーナー代行、長嶋茂雄終身名誉監督、御手洗冨士夫燦燦会会長がキャンプを視察しました。練習前のミーティングで老川オーナーは「みなさんの連日の猛練習は、毎日私も新聞で読んでいて大変心強く思います。昨年の屈辱を晴らしてリーグ優勝、日本一を断固として実現する決意で戦っていただきたい。強い打球を打つこと、そして全力疾走を練習で身に付けて、一年間頑張っていただきたい」と訓示しました。また長嶋終身名誉監督は「勝とう。勝つ、勝つ、勝つ!!ほんとに今シーズンは勝とう」と力強い言葉でチームを激励しました。

 長嶋終身名誉監督はその後すぐに、KIRISHIMAひむかスタジアムを訪れ、二軍の練習も視察しました。一塁側ベンチ前で到着を待ち受けていた川相二軍監督を始めとしたコーチ、選手たちに「他人ではなく自分に勝つということを肝に銘じてやってほしい」と訓示し、記念写真の際には選手たちと一緒に「勝つ、勝つ、勝つ!」と声を上げました。山口鉄也、内海哲也、澤村拓一の各投手を個別に呼んで、握手した手を引きちぎれんばかりに何度も引っ張りながらはっぱをかけていました。グラウンド内には、「朝のグラウンド体験ツアー」参加者約300人がいましたが、長嶋名誉監督が参加者たちの間を通って移動したため、「すごい!」「かっこいい!」などの声が上がりました。

 一軍投手陣がピッチングを行うブルペンは、視察に訪れた一行の熱視線もあり、ひときわ緊張感が漂いました。長嶋終身名誉監督は、山口俊、野上亮磨両投手の投球の際には、マウンドの真後ろからチェック。106球を投げ込んだ山口投手は「投げ終わったときに『力を入れなくても、あれだけの良いボールが投げられているんだから。いいよ』と言っていただきました。期待を裏切らないように頑張りたい」と表情を引き締めました。また、野上投手は「頑張ってくれと言われました。いつもと違う緊張感がありましたね」と白い歯を見せました。長嶋終身名誉監督は「(山口投手は)腕の調子が非常にいいし、去年にないものがあって、自分自身でも一番いいというような気持ちを持っていると思いますよ。あと一人ないし二人、先発投手が欲しいと誰もが思っているところでね、やっぱり山口君は欲しいな、頑張ってほしいな。(野上くん?)いいですよね。10勝近くは勝って、チームに貢献するという気持ちがあると思いますね」と話しました。

 さらに長嶋終身名誉監督はサンマリンスタジアムで、同じ千葉県佐倉市出身の後輩である重信慎之介選手に、バッティングを指導しました。手や足の「ボディータッチ」をされるなど熱血指導を受けた重信選手は「長嶋さんから『左足にタメを作って流れないように、目で(ボールを)捉えて振りなさい。足が速いんだからそれを使いなさい』という話をしていただきました。とてもうれしかったですし、光栄です」と笑みをこぼしました。

 一日の視察を終えた長嶋終身名誉監督は「声も出て、昨年にないような元気が随所にありましたね」と評し、「あとは『すべて勝つんだ』、そういうつもりでね。今年は勝つのみだから」と期待を寄せ、球場を後にしました。

 一軍はあす12日、午後0時からサンマリンスタジアムで紅白戦を行う予定です。