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大飛球でスタンドを沸かせた松井さん

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「一本足打法」を披露した王さん

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「レジェンド」3氏がベンチから声援を送っていました

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「原、中畑、篠塚」同じ時代に活躍したスター3氏

 読売巨人軍宮崎キャンプ60年を記念した「ジャイアンツvsホークスOB戦」Presented by OPEN HOUSEが10日、 KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われました。長嶋茂雄・巨人軍名誉監督、王貞治ソフトバンク会長、金田正一氏ら、宮崎をキャンプ地とする両球団の往年の名プレーヤーたちが勢ぞろいして、ファンを楽しませました。

 この日は午前中から雨が降り始め、午後0時半の予定だった試合開始は1時間以上遅れました。選手たちがかつての背番号を背負ってグラウンドに出てくると、傘をさしてずっと待っていたスタンドの観客から拍手が上がり、一投一打に歓声が起きました。すると、日中降り続くという予報だった雨が、いつの間にか上がっていました。

 先発の桑田真澄投手が初回を無失点に抑えると、その裏、巨人軍の攻撃は「1番・高橋由伸、2番・篠塚和典、3番・松井秀喜、4番・王貞治……」と超豪華なメンバー。二死無走者から打席に立った背番号「55」が、2ボールからの3球目を振り抜き、右翼席目がけて一直線に打球が飛ぶと、スタンド全体から大歓声が上がりました。わずかにファウルとなりましたが、ファンも、巨人軍OBチームの総監督としてベンチから見つめていた長嶋名誉監督も「いい打球だった!」と笑顔を見せました。

 続く王「選手」の77歳ながら変わらぬ一本足打法に、また大きな歓声が上がりました。空振り三振に悔しそうな表情を見せた王選手は「お客さんも楽しんでくれたし、OBのみんなもジャイアンツのユニホームを着られるのを楽しみにしていた。『ジャイアンツ』の6文字は、私の心の中にしみ込んでいます」と話していました。

 松井選手は第3打席でもあと数メートルでスタンドインという大飛球を放つなど、フル出場して4打数2安打1四球。高橋由伸選手もフル出場して5打数2安打、松井選手と同じところに大ファウルを放ってこちらもスタンドを沸かせました。また2人とも声をそろえて、清水隆行選手と3人で守ったの外野守備を「懐かしかった」と言っていました。

 一塁側ベンチでは、長嶋総監督、王、金田両選手がベンチに並び、3人とも立ち上がって「頑張れ!」「ナイスバッティング!」などと声をかけていました。松井選手は「みなさんのオーラだらけでした。ベンチにいるだけでいいですね。幸せになる」と喜んでいました。

 試合が終了すると、再び雨が。ファンの思いとスターたちの力が天候をも動かしたのかと感じさせる夢のような2時間14分でした。柴田勲・読売巨人軍OB会長は「今シーズンはジャイアンツとホークスが、日本一を争ってほしい」と話していました。