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 会田有志・三軍投手コーチが先月28日夜、東京都中央区の都営新宿線馬喰横山駅構内で、エスカレーターから転げ落ちて心肺停止に陥った男性(71歳)を、自動体外式除細動器(AED)を使って救助しました。会田コーチには今月6日に、東京消防庁より消防総監感謝状が贈られます。

 会田コーチは28日午後8時半ごろ、ジャイアンツ球場での三軍の練習を終えて帰宅途中、馬喰横山駅地下構内のエスカレーターの前で男性が仰向けに倒れているのを発見しました。男性は意識を失ってエスカレーターから転げ落ち、顔は血だらけで、会田コーチが駆け寄って声をかけても反応がありませんでした。

 会田コーチは「誰か119番通報してください、AEDを持ってきてください」と周囲に声をかけ、自ら胸骨圧迫による心肺蘇生法を始めました。AEDが届くと、電気ショックを1回行い、さらに胸骨圧迫を続けると、男性のまぶたが動き出しということです。男性に「お名前を言えますか」と声をかけると、男性は名前を答え、到着した救急隊に搬送されました。

 会田コーチは2016年、アスリートのリハビリを専門とする日本スポーツ協会公認「アスレチックトレーナー」の資格を取得しています。

会田コーチのコメント
 「男性が回復して本当に良かったです。毎年、国際武道大の先生から講習を受けていたため、迷わず落ち着いて対応することが出来ました。私は2009年に現役引退した際に、木村拓也さんといっしょに引退セレモニーを行いましたが、翌年、コーチに就任した木村さんがグラウンドで倒れ、亡くなりました。それから、選手たちの命を守りたいという意識を強く持つようになりました。ふだんからの意識・準備が今回役に立ち、うれしく思います」